風、水 翻訳中

まず、エアのカード
二見では「空気」と訳されています。
一般的に4つのエレメントは「火地風水」なので「風」にしました。
やっぱり空気に変えるかどうするか、考えます。
占星術仲間と話しをしていても、この辺の訳をどうするか? みなさん頭を抱えているようです。
エアが単体で書かれていれば問題ないのですが、1つの文章にエアとウインドがある場合、さてどうするか?
有名な魔術体系書はこのこともあり、風と書かずに空気と訳しているようです。
最初4区分を訳した人や一般的に広めた方が「火地 空 水」としてくれれば、こんなことで悩まなくて良かったのにな(笑
それで、水のカード
ここにも大きな誤訳があります。
それは「How one reflects life」です。
二見の本ですと、「人生を映す鏡」。
この文だけ見せられるといい訳ですし、深いな、とかおもっちゃいますが……
良く読むと占星術に関連して説明している箇所が出てくるので、これではニュアンスが違うぞ、と。
それでくろだはどう訳したか? はお楽しみに。
出産や妊娠といった部分と宇宙、カルトゥーシュシステムを関連させた部分がたびたび出てくるのですが、水にもそういった箇所がありまして訳が難航しました。
どう書いたら感動的に、そして命を授かるという宇宙の神秘を伝えることができるか? いつも悩んでいますが……
うまく伝わるかどうか、読んでみてください。
私はこの本を、以前は訳そうなんて思わなかったのです。
要望はあったのですが、私よりもカルトゥーシュシステムを熟知し、ホープ女史の思想にも精通している人が訳すのがいいと思っていました。
しかし、そういう方がおられないようで悶々としていましたら、私が妊娠。
そのとき改めて手にしたのが、この本でした。
冒頭から宇宙の神秘と妊娠について書かれているのを見て、
「ああ、この本を訳さないといけないな、
英語はうまくないけれど、やってみようかな」
と思いました。妊娠しなかったら、この本を訳そうなんて思わなかったでしょうし、なんとか日本語になる英語力も以前はありませんでした。
出産が私を変えてくれた、といっても過言ではありません。