以前からちょろちょろツイッターなどで言ってた「週刊 占いの世界」エジプトタロットが本屋さんでデビューしてます。
占いの世界 2014年 2/26号からスタートして130号までの間、付録のカードが不定期で付き、だいたい隔週で黒田が登場して解説を書いてます。書店にもあまり並ばないようですので、面倒なので定期購読をオススメします。
作画は人気イラストレーターのエダりつこ先生!
紀元前3000年前に描かれた
神官エダのエジプトタロット画
をコンセプトに、あたかもエジプトから出土したような、古いパピルスの風合いに仕上げて頂きましたので、神々の後ろで大きな見えない時間がダイナミックかつ繊細に、そして静かに流れているように感じるかとおもいますので、イマジネーションも広がりやすいと思います。
とはいえ、描かれているのがエジプト神、しかも、前回付録のタロットとは違うためもありとっつきにくいかもしれませんが、じっくりカードを解説してますし、補足で歴史や神話も今後紹介しますので、いままで出たエジプト系タロットの解説書の中で、一番詳しいと黒田は思ってます。エジプトタロットはなぜか日本で軽くみられがちですが、歴史をひもとくとフランスの自由の歴史にたどりつきますので、皆さんの見方が変わり、もっと日本でエジプト系タロットが流行るといいですね。
タロットは元々遊戯札だったものが、いつしか占いになったものですから、レヴィとかウエイトとか歴代の魔術師たちがカバラと意味をくっつけてますが、ちょっと無理がある感じがしてたのです。それに、エジプト哲学から意味も引っ張り出してはいるものの、日々エジプト学は進化しているので、今見ると恥ずかしいエジプト学が散りばめられていたりします。なので、以前から、現代までに分かったエジプトと神話をベースとして作ると、うまくいくんじゃないか? と思ってましたが、今回ご縁に恵まれ制作させていただいたところ「おお~やっぱり!」という感じです。ほんと、こんなにうまくカードの象意とエジプト神がくっついていいのかしら? と怖くなるくらいです。色も古代エジプトの象意に合わせて配色してますし、調子に乗ってエジプト神名のヒエログリフまで書いてあるせいか、監督役のタロットの大家摩弥女史がそれを見て呆れるくらいです。普通のタロットからするとちょっと異質な、エジプト神満載の黒田謹製占いの世界エジプトタロット、どうぞよろしくお願いいたします。
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