黒田が自力で出版した「カルトゥーシュカードの使い方 日本語訳完全版」ですが、昨日より二番目の優先販売を開始しており、該当の方にはメールをお送りしましたが……早い方は3分後にお申し込みがあり、びっくりしました。静岡のあなたのことですよ。ふふふ。
カルトゥーシュに関する質問の中に「二見の本を持ってますが、分からない」といった話しをよく聞きます。ええ、二見様にケンカを売っている訳ではありませんが、あの本では分かりません。なにせ、3つのレベルを設定して占わなければならないのにそれが書いてないですし、他にも多数、大事な事項がカットされています。それを補足しようと、オリジナルな解釈でやられているプロな方がいるようですが……解釈や使用方法がぐちゃぐちゃだったりしているようです。
この本を出版したのは、自分の人生なのですから、解釈を占い師任せにしないで、自分でカードを使って占って、自分自身で人生の難題をカードと共に切り開いて欲しい、という想いからなのですが、日本でのカルトゥーシュのレベルを引き上げる担い手になって欲しいな、カルトゥーシュに関して嘘を言う占い師は消えて、正しいことを言って欲しい、という想いもあったりします。日本のカルトゥーシュ占いのレベルは、はっきり言って低いです。簡単に調べられる時代ですし、昔のように嘘がまかり通る時代ではありません。もし、あなたがプロならば、嘘を言ったり、間違ったことをクライアントに言うのは止めましょう。ホープ女史に対して失礼ですし、お客様に対しても失礼です。
私の作った訳書ですが、二見の本とは別物と考えてくださって結構です。もちろん、ハトシェプスト神殿とか木片とか、原書には一切出てきません。それが真実です。
例えば二見版中、「受動性と能動性、この2つの原理を組み合わせることで生命の扉は開きます」といったホープ女史の思想が書かれた箇所がありますが、実際はそんな簡単じゃございません。「プラスとマイナス、男性と女性といった二つの原則を結びつけることで、意識が通常の範囲を超え、宇宙への扉を開くエネルギーを作り出すことを表しているのです」と原書には書かれていますし、その前にも丁寧な説明がされています。
ですので、「二見版のカルトッシュ」だけを見てきた方は、かなりびっくりすると思いますし、修正の必要があると思いますが、がんばってください。
で、本を読んでも、実際のカードの扱いは見ないと分からないと思います。9月に都内で2時間で使い方をちゃちゃちゃ、と覚えるセミナーをやりますので、どうぞいらしてくださいませ。遠方の方はスカイプでもやるので、こちらもどうぞ。