「占星術の悪魔」とは?その謎に迫る!

訳書に誤訳はつきものです。
なのでカルトッシュカードの解説書「THE WAY OF CARTOUCHE」の訳書で、絶版になった「王家占いの秘密」に誤訳があっても、責めるつもりはありません。
むしろ、訳がうまいなと思っていますし、これを出版してくださったことに感謝しているくらいです。
しかし、監修しているのが占星術の名門 明暗塾を出られ、占星学の著書もある流智明氏だけに、これはまずいんじゃないの?? と思う箇所が一箇所だけあるんです。
(お持ちの方はご一緒に)P49 上段 セトの項目にそれはありまして

「セトは占星術でいう悪魔にあたります」

という箇所です。
私は初版と2版を持っていますが、両方ともこれです。
皆さん、不思議に思いませんでした?? このくだり。
私はずーっと謎で、流氏の事務所に電話を掛けたぐらいです(爆
しかし、いつ電話しても留守電でしたので、謎は謎のまま、しばらく放置することになります。
それから数年後……ネットで気軽に洋書が買える時代となり、アメリカのアマゾンから(日本のアマゾンは、そのころまだ無かったのです)この本の原本を購入しまして、やっと謎が解けたのです。
アマゾンから本が到着!
船便のほうが安いので、忘れた頃に到着した記憶があります。
早速開封し、10年来の謎を解き明かす瞬間です!!
P97 最終行にそれは書いてありまして……

「this card carries something of the nature of saturn in astology
-このカードは占星術でいう土星の意味を持っています-

サターンですよ! 皆さん!!
サターン(土星) を 悪魔=サタン(Satan)
と訳してしまってたんですよぉ!

私の10年に渡る謎は解けたのですが、この訳何とかならなかったのかなぁ、なんて勝手に思っていたりします。