萌えていない秋葉原de国産カード

 カルトゥーシュカードという、エジプト神話をベースにした占いカードを日本で作成することになった話の第二弾です。過去の記事はこちらを。

カードを印刷するにあたり、何社か資料を取り寄せたり、見積もりをしてもらったり、話を聞いたりしまして、吟味していたりします。サンプルを送ってくれた会社もあるのですが……届いたのがトレーディングカードだったりしたこともあり、イマドキなんだなと思ったりします。それが結構何社もあったりして……

トレカとタロットやトランプで使う紙は違いまして、前者のほうが薄くて安価。後者はその逆で高いのですが、3層構造の紙になっていて、真ん中に透けないように紙が挟み込まれています。紙も丈夫ですので、トランプ専用用紙で印刷を考えています。
みなさんもお手持ちのタロットやカルトゥーシュカードをヨコからみてください!! 真ん中が色が違い、紙が挟まっているのが見えるでしょ? これが高級専用用紙の印です。

それと紙と印刷は「日本国内製」が条件にしています。中国印刷は確かに安いんです。ほんと、日本のそれより半額ぐらい。しかし、トラブルがあったら面倒なのと、品質的な問題があるので、できたら日本製の紙で日本印刷で。

色々吟味しまして、上記条件を満たした、1社におじゃましました。
電車に乗って、山手線に乗って……ついたのは秋葉原!

電気街のネオンも、アキバお約束の萌え系もなく……普通のビジネス街な写真でつまらなく申し訳ないのですが、間違えなく秋葉原! 歩いて5分。言われたとおりの道順でいくと、会社が!!

千代田区は出版社や印刷会社の多い町でして、今回おじゃました会社も、創業100年以上の老舗印刷会社。どきどきしながら入っていくと……普通の会社でした。(当たり前か!)

この会社は、トランプやタロット、トレーディングカードが専門の印刷会社。見本を見せてらいましたが、その中には著名な方のタロットも!(えーこの方もここで!? とびっくりしてしまいました) 結構個人の占い師さんも作成されるとのことですが、早々に重版となることが多いそうですので、私もそれにあやかれたらいいなと思ってしまいました。

お話をお聞きして、商品を見せて頂き……とても勉強になりましたし、担当の方は私よりかなり年上なのですがとてもフレンドリー、会社も殺伐とせず、緊張感はあるものの柔らかい気があふれています。話をすると、知識がとても素晴らしい! いやープロってかんじ。工場は1Fにあるそうで、たいていはここで製品を作成するそうですが、できない場合は外注。しかし、中国など国外に出すことはなく、日本の業者。

ヒャッハ~!  やっほ~ 
この会社ならお任せしても大丈夫と強く思いました。

見積もりをお願いして帰ることに。

ちょうどお昼でしたので、久々の東京、狭山にはないおいしくって変わったモノたべるぞ~ そのために朝食べてないぞ~~~ がっつり食べるぞ~~~
 
で、入ったのは「とんかつの浜勝」。
フライで「がっつり」ですが、キャベツもご飯もおかわりできるところがさらに「がっつり」。腹一杯で家に帰ったとさ……あーこんど来たときは「東京らしいもの」たべたいわ~(って、東京らしいモノって何だ???)