さーて 困ったぞ

 カルトゥーシュカードという、エジプト神話をベースにした占いカードが好きな挙げ句、版権を米オスタリス社から取得、日本で自力(個人)で作成することになった話の第8弾です。過去の記事はこちら

印刷会社から来たゲラを見ながら、彩色の調整をしています。
超高機能画像修正ソフトにしてお値段も高価格なフォトショップ(PS)CSが大活躍しているのですが、高機能すぎてどうしたらいいものか? 苦慮しながらの作業です。

PSの操作もありますが、一番は彩色です。上の写真はオシリスのカードを並べたところです。
左から順に アメリカ版付録デッキ、二見版付録デッキ、オスタリス社5版目以降デッキ(ここ10年に印刷)、今回の版下、最後が2刷目のカード(15年前に印刷)と、まあ、形も違えば色も微妙に違うのが難点で、どれを基本に作成したらいいのか、頭がこんがらがっていたりします。本当は絵の本物があればいいのですが、それがないので、今回はバージンデッキをスキャンし、それに修正を加えています。

写真がわかりにくいのですが、一番右の15年前に作成したデッキが一番色が濃く、イマジネーションも沸きやすいので、こちらを参考に修正をすることにしました。

水色の枠もくせ者でして、真ん中の画像を濃くすると外枠がおかしな色になって、真ん中の絵の角度を修正すると外枠が曲がるという、マッチポンプなことになっていて、どうしたらいいのか、どう作戦を立てたらいいのか? 疲れてきています。

だったら、外枠はPSで書いちゃって、真ん中の絵は切り抜いて貼っちゃうか! と思ったのですが、オリジナルにある筆のかすれたような手書きの風合いがうまく出ないので、困ったところです。

手書きの風合いを生かしながらのデジタルリマスター、
修正はかなり時間が掛かりそうです。