カルトゥーシュ講座のクリスマス会は渋いぞ~

カルトゥーシュカードというエジプト神話を題材としたカードを布教・販売していまして、その一環で講座をやっているのですが、12/10に現受講生と卒業生の仲間が集い、クリスマス会を行いました。

通常、クリスマス会と言いますと、どこかレストランに集まって飲んで食べて、ビンゴなんかもしちゃって楽しく集うものです。私も最初、そうしようかと思ったのです。しかし、それでは月並みで面白くないのと、丁度五反田にあるルーヴルDNPミュージアムラボでエジプト展をやっているので、こちらに行ってのち懇親会をするという、遠足形式となりました。

この美術館に行こうと思ったのはいくつか理由がありまして、その一つが入館するのに予約が必要とちょっと敷居が高いのと、展示内容が「来世のための供物展 古代エジプト美術から読み解く永遠の生への思い」だったからです。

クリスマスと言われる12/25はキリストがこの世に生まれた日だけではなく、エジプト神話ではイシス女神に魔法を掛けられたオシリス神が、天へと昇っていった日でもあります。なので、エジプト好きであもあるカード仲間で、クリスマス会に「来世のための供物展」という渋い内容の展示を見ることは、とっても意義のあることだと思うのです。

また、今年ほど「生と死」というものを感じた年はないのではないでしょうか?
苦無く長く生きたいと思ってはいますが、生を授かった以上、誰もが死に向かって進んでいます。へんな話、明日、自分が死ぬかもしれません。そんな、死と再生を、エジプトという視点を通して一緒に見つめてみよう、

ということで、奇しくも月食の日に五反田駅に大集合したのであります。

五反田駅……黒田は始めて降りたかもしれません。オフィスビルと夜のビルがカオスのような通りを抜けまして……歩いて7分ぐらいでラボへ到着。
「11時に予約していた黒田です」と受付に言いますと「お待ち申し上げておりました」と、とても丁寧な対応をされ、恐縮してしまいます。とても無料の施設とは思えません。
ルーヴル本館から来た美術品は6点程度と少ないのですが、最新のデジタルを駆使した説明と映像で詳しく知ることができ、充実した時間を送ることができました。

奉納の儀式を再現したコーナーがあり体験すると、おみやげに奉納した数が描かれているカードが貰えます。
黒田はどうだったかといいますと「全然食べ物たりていないです。もっと食べたいです」とのコメントが!? 儀式をしたみんなも同じコメント。どうしたらいっぱいになるのか? もっとオーバーアクションをしないとダメなのか?? 謎ですね。

そんなラボからランチ会場への道すがり、ピラミッドが!?

なんだ、なんだ???と近づいてみると……

ちびっ子大好き☆遊具でした!

「ピラミッド、エジプト、占い」の文字や形状に、びびび~と反応する黒田、この癖は一生治らないかもしれませんね。

さて、五反田駅に戻りまして懇親会を兼ねてのランチは、やさい家めいさんの初冬御膳!
昼間のせいか誰もアルコールは飲まず、ジンジャーエールやお茶で乾杯☆

お店の名前どおり、野菜がたっぷりで小鉢も充実!アロエのお刺身もありました。せいろのご飯は赤飯かと思いきや、古代米でしょうかね。おいしかったです。

かなり満腹でしたが、デザートはいけちゃうんですよね~ 
わらび餅かアイスのチョイスで、私はイチジクアイスを。

本講座講座の期生が違えば見ず知らずな者同士ですが、カードが仲介をしてくれているおかげで、エジプトの話だけではなく個人の話に及ぶなど、和やかな雰囲気に。

クリスマス会らしく、カルトゥーシュペンダントなどエジプト製品が当たる!?ビンゴ大会をしようと思い、前日準備をしていたのですが……
参会者にお配りしようと用意していた写真を改めて見た瞬間、ドドドと胸を打ち抜かれまして、用意したビンゴを中止。この写真を今日の想い出にしてもらおうと、フォトフレームもつけてお渡しすることにしました。

かなりぼかしているのは自己規制を敷いたからです。一般発売の予定はないんよ、というような絵なのですが、ちっともいやらしくなく、とっーーーーてもピュアで神々しい絵なのです。この絵にはシストラムも描かれているのですが、その楽器の調べのように、自然と自身の魂が共鳴し合い、美しいハーモニーを奏でてくれるとうれしいです。

ビンゴもなければアルコールもないクリスマス会でしたが、やっぱエジプト展はいいです!
今後もこういった会を半年に1度はやろうと思っていますので、次は来年は夏! 目指すはツタンカーメン展!! またみんなで遠足しましょう☆