日本語訳本ついに販売開始!!

カルトゥーシュカードの解説書が長らく英語版しかありませんでしたが、今日からエジプシャンスークで日本語訳版を販売します!!

英語版CD-ROMを完全日本語版にしたものです。英語版をお持ちで日本語版をお読みになったかたも「日本語版のほうが読みやすい!」「理解しやすい!!」と評判の一冊です!

二見版をお持ちの方も本書を読み「ショックだ」「じぇんじぇん違うジャン!」と、なかなか好評です。

カルトゥーシュカードの解説書として、また精神的な導き書としても使える一冊です。
ぜひ、お求めになり、人生の共として頂ければ幸いです。

この本が最初に発売したのは1985年。どんな年だったかと振り返ると、つくば万博が開かれた年でした。私は当時小学生。つくば万博は埼玉からも比較的気軽にいける範囲でしたので、何度か母の運転する車で連れて行ってもらいました。大きなソニー製のジャンボトロンがあったり、3Dシアターがあったり、ロボットが演奏をしたりと、夢のような場所。
シンボルマークも斬新でした。筑波山をデザインしたものだそうですが、後に、田中一光さんのデザインと聞いてさすがだなと思いました。
しかし、会場を出ればがまの油を土産に売る露天が! ここは未来都市ではなく、茨城なのだと現実に返されてしまいます。

21世紀の元旦に届く手紙もここから出しました。そんなことをすっかり忘れた21世紀元旦。小学生の私から手紙が届いたのは、なつかしさよりも恥ずかしさでいっぱいの手紙! まともに見ずに倉庫にしまってあったりします。

インターネットも携帯もない、今より不便な時代でしたが、夢があった気がします。
「ああ、あのころに戻りたいな~」

私の中でこれ以上の万博はないと思っているほど好きです。
そのため、名古屋万博にも頑なに行かなかったくらいです(大笑

そんなつくば万博。つくばエキスポセンターには当時の品(遺品)が常設されているそうです! ああ、行ってみたい、夢の跡地でもいいから行きたいわ!! 筑波神社へも行ってみたいわ~~~

と最後興奮したところで……カルトゥーシュも筑波科学万博も25周年。
カルトゥーシュもようやく完訳の日本語版が発売できましたし、つくばで展示されていた技術は現在では当たり前。むしろ古いものとなりました。
「時間を要する」ということは歯がゆく感じますが、時間が経たないと先に進まないことのほうが多いのだと、改めて思います。