火 翻訳中

ホープ女史がこの本を執筆した当時はそうだったのかもしれませんが、研究が日進月歩に進んでいるおかげで、古代エジプトの記述が違う部分があるのです。
いままでも、そういう部分がいくつかあったのですが、さらりと現在の最新研究に合わせた文章に書き換えてきましたし、書き換えられたのです。
しかし~!
火の部分で、どうしようもない部分ができまして、どうしようかなーと6時間ぐらい悩みまして、「最新版に書き換えよう」とお風呂の中で結論が出まして、そうすることにしました。
それというのは、カード左上にあるエジプトシンボル、ドゥアムテフです。
原書では、

シンボル:ジャッカル
古代エジプトの葬祭の儀礼において、保護のためにドゥアムテフは心臓と肺を守護し、ジャッカルの頭を付けたカノプスの壺に、それを入れました。
肺は体内の熱とエネルギーといった、生命の躍動に不可欠な燃料を供給することから、このシンボルは、火のエレメントの本質と合っています。

と、ドゥアムテフ「肺と心臓を守護する」と書いてあるのです。
しか~し! 古代エジプト系記述について最も信頼している本には「胃」と書かれているのです。
そりゃ困ったなーと思ったのですが、どこかで私は「ドゥアムテフ=肺」という記述を見ているのです。
どの本だったかなーと捜しましたら、信用度が5番目の本に書かれていまして……
とりあえず仲裁にwikiでも見ようと思い、見ましたら、

イムセティ
人間の姿をしており、胃を守る神とされていた。
ハピ
ヒヒの姿をしており、肺を守る神とされていた。
ドゥアムトエフ
山犬の姿をしており、肝臓を守る神とされていた。
ケベフセヌエフ
隼の姿をしており、腸を守る神とされていた。

ドゥアムテフ=肝臓??
ええええ~~~それはないだろう、ということで、今度は信頼性が日本語版より高い英語版を見ましたら

Duamutef, the jackal-headed god representing the east, whose jar contained the stomach and was protected by the goddess Neith.
ドゥアムテフ
東を表すジャッカルの頭の神。壺の中には胃を入れ、ネイト女神によって保護されていた。

胃で正解でしょう、ということで、胃に変えて書くことにしました。

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