海のエジプト展

海のエジプト展へ行ってきました。
ヘロドトスの「歴史」などに「カノープス(カノボス)」や「ヘラクレオン」といった地名が出てきますが、これは書物などでとても繁栄した都だったということだけが語られるだけで、実際どこにあったのかいままで謎だったわけです。

上の写真はアレキサンドリアのカイトベイの要塞。
世界七不思議のファロス島の大灯台跡に立てられたといわれていましたが、どうやらそこから数キロ先に大灯台があったようだ、といったことが解ってきたようです。
また、実際に歴史書に書かれたいた街がどこにあったのか、が海洋調査の結果、次々と解明されているようです。
現在も研究が進められているようですが、今回の展覧会でその一部全容が明らかになっているのです!
パリやマドリードといったヨーロッパを巡回し、遂に日本上陸!
日本ではここ、横浜だけ。
横浜の後も世界巡回していく、といった壮大なスケールの展覧会です。
前置きが長くなりましたが、内部の様子など。
エジプトフリークのブログを見ますと酷評が多いですが、私はなかなかおもしろかったです。
時代的にはギリシャ支配前後。紀元前300年~海に沈む前の後700年。
キリスト教に神殿を壊されたとか、ギリシャの神が入ってきて既存のエジプトの神が入り交じり、セラピスやホルポクラテスといった神々が誕生する頃です。
私、先王朝から新王朝といった、ハトシェプストとかラムセスが活躍していた時代が好きなので、ギリシャから入ってきた神々や習慣はどうも……
なんですが、時代と歴史を受け入れようと思いましたら、それなりに楽しめました。
平日に行ったのですが、結構場内込んでましたので、夏休みに入るこれからは、もっと込むかと思います。
内部は5m級の像やステラなど大物もありますが、ルーペで見るような小さいものも多数展示していますから、込んでいるとなかなかみれないかもしれません。
展示物のほかに、不思議発見でも紹介していたクレオパトラの香水なども実際に嗅ぐことができます。
この香水ヤバイです。発売すると売れるんじゃないかな?
最後にバーチャルシアターなんてのもあります。
小30分ぐらいなんですが、これもおもしろかったです。
引き上げる前の海底の様子や、地震で沈む前のアレキサンドリアの様子などがCG化されているのですが……ムービーとして決まったものを上映しているのではなく、ナビゲーターのおねえさんがプレステみたいなコントローラーを操縦して、トーニスやアレキサンドリアの様子を見せてくれます。
最後まで見てたっぷり2時間。
入場料は破格の2300円でしたが、値段と内容は合っていると思います。
演出は凝っていておもしろかったですが……
「アレキサンドリアの海から苦労して引き上げた、貴重な遺跡」
をアピールするばかりで、もうちょっと説明があってもいいかな? と思いました。
でも、ネクタネボ一世のステラや、「デカン」のナオス、プトレマイオス朝のファラオの巨像は美しく、すばらしかったです。
こんなの間近で、しかも日本で見られるなんて……
時間があればもう一回みたいな、と思います。
<おまけ>
会場を抜けると、お約束のお土産コーナーと、Yクレオパトラというお食事コーナーあり。
お土産は結構充実してますが、あそこで売っているパピルスやジュエリー、香水瓶だったら、うち(エジプシャンスーク)のほうが安くてものがいいです。今後、点数増やしますのでご期待を。
お昼がまだだったので、1000円の「羊肉のトマト煮込み」というのを食べました。コシャリ(エジプトのファーストフード。ご飯の上に麺と豆、辛いトマトソースがかかっているのよ)があるかナー、と思ったらなかっので。

味は……機内食だと思えばおしいです。
値段も……機内で買ったと思えば(笑

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